「じゃあ何であたしの心にこんなに響くの?」
「よっすぃ〜のこと考えながら歌ったからかな…」
「やっぱそうなんじゃん…」
「だって仕方ないじゃない。
私といるときよりみんなといるときの方が、よっすぃ〜いい顔してるよ?
そんなよっすぃ〜を見ている私の気持ち考えたことある?」

よっすぃ〜を抱きしめたまま、心の内をぶつける。

「ごめん…でも…あたしには真希ちゃんが必要なんだ…
真希ちゃんがいないと、左側が寒いんだ…心が寒いんだ…」

本格的に具合いが悪くなって来たんだろう、
途切れ途切れの言葉によっすぃ〜を見上げると、
よっすぃ〜はめちゃくちゃ顔色が悪かった。

「よっすぃ〜、ベッド行こ?」
「やだ」
「わがまま言わないの」
「いやだ」
「ひーちゃん!」
「久しぶりにひーちゃんって言ってくれたぁ」
「もぉ」
「実を言うともう一人で歩ける状態じゃないんだよね…」


仕方ないからよっすぃ〜を背負ってベッドまで連れて行く。
しんどいのに嬉しそうなよっすぃ〜。
私の顔をニコニコしながら見ている。

「負けた…」
「ん?」
「よっすぃ〜」
「なあに?」
「私さやっぱりよっすぃ〜のことが…」
「待って。あたしから言わせて?」
「うん…」
「あたしさ、こんなだから充分な幸せあげられないかもしれない。
だけど…真希ちゃんにはあたしのそばにいてほしい」
「そばに…いていいの?」
「だって…大好きだもん」

起き上がろうとするよっすぃ〜を制した。
相当きついのが見ててわかるから…。

「私も大好きだよ、よっすぃ〜」

また元サヤに収まった私たち。
また泣かされることもあるかもしれない。
でも、頑張るよ?
サヨナラは言いたくないから。


FIN

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