「接待かなんかでのんでたんですか?」
「ううん、パーティーでさ」

あたし、最低じゃん。
嘘ついた。
自分の仕事を隠してしまった。
嘘をついた罰なのか、走ってからからに渇いた喉が咳を誘発した。
やべえ、止まんねえ…。
酔っ払いが止まらない程咳込んだらどうなるか、
そんなのは火を見るより明らかだ。
必死で我慢したんだけど…。
吐きそうになってもさらに止まらない咳で口まで込み上げてくるモノに逆らえなかった。
ああ…もう…。

「!!」

ん?真希ちゃんは何を驚いてるんだ?
視線をたどる。
ああ、また血液が混じってるのか。
ごめんね、とりあえず全部吐かせて。

「ふぅ…」

水で口をゆすいで。

「毎日ですか?」
「え?」
「結構頻繁に吐いてます?」
「うん…ほぼ毎日かな」
「血液混じるのは?」
「毎回…」
「病院は?」
「行ってないです…」

なんか真希ちゃん病院の人みたいだよ…。

「じゃあ今から行きましょう」
「えええ?」

気遣うように腰を抱かれてタクシーに乗せられて。

「大丈夫だよ?多分逆流性食道炎だし」
「わかってるんなら病院行ってください」
「ひゃい…」
「すいません、中央病院まで」
「西病院の方が近いじゃん」
「中央は私の勤務先だから融通きくんです」

あら…本当に病院の人だったのね。

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