あたしは顔を上げて真希ちゃんを見る。

「真希ちゃんだからだよ」
「え?」
「あたしが好きなのは君だよ」
「あ…ごめんなさい…」

あたしを抱いてた手の行き先に困ってる。
しょうがない、あたしから離れてあげるよ。


くそ…また視界が滲んできたよ。
鎮まれあたしの涙腺。

「吉澤さん…泣かないで?」
「いいんだよ。玉砕覚悟だから…」
「ちょっと待って」
「え?」
「私、真剣に考えるから。吉澤さんのこと真剣に考えてみるから」
「まじ?」
「私、吉澤さんのこと好きだよ?それが愛情なのか友情なのか、わからない。
だけど一つだけはっきりしてるのは、これで吉澤さんと会えなくなるのはいやだってことなの。
だから…ゆっくり考えさせて?」

それだけで充分だった。
即答で断られることを思ったら、考えてくれるってだけですごい嬉しい。

「私、明日…って、もう今日か、休みなのね。もう少し一緒にいていい?」
「もちろん」

眠かったんで、とりあえず寝ようってなって、
あたしたちは二人で一つのベッドに寝た。
何もしなかったけど、すごい幸せだった。


夕方になり、あたしは出勤になる。

「鍵はポストに入れといて」
「うん、わかった。じゃあね、いってらっしゃい」

いいねえ。いってらっしゃいって。
ぜってぇ今あたし、にやけてるよ。

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