「ここだよ」

あたしはドアを開けて、真希ちゃんを店に入れた。

「いらっしゃいませ!」

あたしみたいな女いっぱいに一斉に挨拶されて、真希ちゃんは固まっている。

「吉澤さん」

不安そうに真希ちゃんがあたしの袖を引っ張る。

「あの…ここ…」
「ホストクラブだよ」
「って吉澤さん…」
「うん、ホストだよ。女の子相手のね」
「…」

あ〜あ、真希ちゃん下向いちゃったよ…。
…ってか、なんで舞斗まで固まってんの?


この日、あたしのヘルプには舞斗と誠がついた。
おそらくこういう店が初めてであろう真希ちゃんが楽しく過ごせるように、一生懸命もてなした。
あんまり飲んじゃだめだよって怒られながらね。

「ひとむさん」

真希ちゃんがトイレに立った隙に、舞斗が話し掛けてきた。

「何?」
「真希ちゃんって、ひとむさんの彼女ですか?」
「いや、違うよ」
「そうですか…」
「どうかした?」
「前に話したこの年になって初めて惚れた女の子なんです」

えええええ!!!
まじかよ…。

「付き合ってるの?」
「片思いですよぉ」

妙に安心してる自分がいた。
でも…舞斗がライバルか…。



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